[知っ得情報]

強度近視用と称する、幅広リムの枠について


20年くらい前から市場に現れてきて、いまもまだ一部のメーカーが作っている、
強度用と称する、幅広リム(レンズが入るところ)を持つメガネフレームがあります。
下記の通販サイトに説明が載っています。

http://www.pegasus-on-line.com/how-choice.html
http://www.pegasus-on-line.com/item/010FKG.html

この種の枠の基本的なコンセプトは、

枠のリムを太く(幅を広く)して、
分厚いレンズを入れても、レンズの厚みを目立たなくしよう、


というものですが、
私には、レンズの厚みを隠す効果がさほどあるようには思えないのです。

 なぜなら、メガネをかけている人を他人が見て、
「あ、あの人は分厚いレンズのメガネを掛けているな。近視が強そうだな」
とか
「あ、あの人のメガネはビン底メガネだな」
とかいう印象を持つのは、
そのメガネを真横から見たときのレンズのリムからのはみ出し部分が幅広い、
ということによってそう感じるということではほとんどなくて、
装用者を正面やや斜め方向か、
正面やや上から見たとき(装用者が少し下を向いたとき)の
レンズ内面に見えるウズの多さによることがほとんどなのです。


 ですから、
強度近視のメガネの外見的な印象を良くしようと思えば、
レンズの縁の絶対的な厚みを減らす以外にはないのです。
フチの厚みをリムで隠しても、ウズはまったく減りません。

 そして、その種の幅広リムの枠は、
サイズ的に小さなものが少なくて普通サイズのものが多く、
たとえば53□18なんていうのもあります。

 そんな普通のサイジングのフレームに強度近視のレンズを入れたら、
ウズが非常にグルグルと目立ったしまって、
その点ではまったく優れてはいないのですが、
その通販サイトでは、
なぜかそういう枠までも、強度近視用のフレームとして並べてあるのです。

 こういう、
サイズは普通かやや小さめといった程度で、リムの幅を増やしてある枠というのは、
その枠だけでけっこうな重さになることがあるし、レンズの面積も小さくないということで、
よけいにメガネ全体の重さを増やすという逆効果になりかねません。

 とにかく、強度近視に向くメガネ枠、
すなわち、レンズの厚みと重さを減らすことに十分効果をもたらす枠というのは、
ウスカル枠に限ると言ってよいと私は思っています。

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