ウスカル枠の経済性
岡本 隆博
左右ともー6Dで、
PD64でメガネを作るとします。
(1)52□20の楕円の枠に、
なるべくレンズの厚みを減らしたいということで、
ガラス1.9ASを入れるとします。すると、
耳側のコバ厚はおよそ35mmとなります。
(2)それよりも少し小さめの
48□18の楕円の枠に、
プラスチック17.4ASを入れるとします。
すると、耳側のコバ厚は、やはり約3.5mmになります。
(3)40□24のウスカルの楕円の枠に、
ガラス1.6球面タイプを入れるとします。
この場合も、やはり耳側コバ厚はおよそ3.5mmになるのです。
そして重さは、枠の材質などにもよりますが、
(1)はおそらく20gを越え、
(2)や(3)なら、どちらの場合でも20g以下でいけそうです。
(ウスカルの場合は、レンズがガラスでも、面積が狭いので軽くなります)
それと、ガラスレンズの場合には、
比重の関係で、−12〜13D程度までなら1.6のものが最も軽くなります。
ではレンズの価格はどうでしょうか。
あるレンズメーカーの作った「価格表」では、
(1) ガラス1.9AS 2枚一組で ¥63,000 (2) プラスチック1.74AS 2枚一組で ¥54,600 (3) ガラス1.6 2枚一組で ¥16,800
店長が本部から客単価を上げなさいと命令をされているような店、
あるいは店主がそういう方針で枠やレンズを勧める店には、
ウスカル枠は歓迎されないかもしれませんね。
なぜなら、そういう店なら
(3)でなく(1)や(2)を売った方が、
レンズの厚みは同じでも、値段のはるメガネを売ることができるのですから。
ウスカル会員店は、まじめな店が多い所以です。