[販売体験記]

壊れた枠からレンズを活かして


岡本

壊れたメガネのレンズを使って、枠だけ取りかえたい。
というMさんに、中野駅前のマリコ眼鏡店を紹介しました。

 そうすると、さっそくMさんから、下記の趣旨のお礼のメールが来ました。

「新しい眼鏡(フレーム)はかけ心地は快適です。まったく違和感ありません。
眼鏡のかけ心地の微調整なんて、はじめてやっていただきました…(笑)
 また眼鏡をつくるときは、マリコ眼鏡店で、いろいろ相談しながら作ろうと思います。
 何となく、普通の眼鏡店は、有名店より値段が高いのではないかと思っていたのも偏見でした。
よいお店を教えていただき、本当にうれしく思います」



 Mさんからのメールを拝見して、ひとまずホッとしました。

 度数は左右ともS−9.00ありました。
壊れたフレームはカルバンクラインのフルリムで、
サイズは50□20(天地は28ミリ位)で、スクエア型でした。

 今回お選びになったフレームは、「ツーリング」社製のフルリムで、
サイズは48□20(天地は29ミリ位)で、オーバル型でした。

 鼻幅が同じなら手摺りでのレンズ入れも考えたのですが、
新しいフレームの鼻幅が実測で21ミリありましたので、加工機でうまく削ることができました。

 レンズはプラスチックの1.67かそれ以上のものだと思いますが、
つるつるコートが施されており、大きく面取りされ鏡面加工されていました。

 仕上がりは、OCD、PDともピッタリ60ミリで仕上がり、
渦の目立つ鏡面加工もなくなりました。

 フレームは、ちょっと9999のようなフレームで、
少し太めのモダンで、モダンの内側にシリコンの滑り止め加工がしてありました。

 髪を後ろに括られて、耳の上方にヘアピンで留められていましたので、
フィッティングがやりにくくちょっと不安がありました。

 前のフレームはかなり曲がっていましたが、モダンには屈折点がなく、
だらんと曲げた状態であまりうまいフィッティングではないように思えました。

 ひとまず喜んでいただいてホッとしています。
 ありがとうございました。

岡本

 今回はウスカル枠を使ったわけではなかったようですが、それでも、
前よりも厚みが目立たないようになって、お客さんは喜んでおられるのでしょう。

あの、レンズのフチを大きく斜めにカットしてピカピカにする加工は、
正面から見たら、私は「異様」に感じます。

 まあ、あれの方が「横から見て厚みが目立たない」ということで、
好む人も中にはいるのかもしれませんが、
強度近視人間である私は、あんなのを掛けたいとは思いません。

 ああいうメガネを作るときには、
あの見本と普通の見本を見せて、
正面、正面やや斜め、真横、の角度から見せて、
他人から見られる場合には、真横からというのはあまり問題にならないはず、
ということも言って、
それで、どちらの加工にするかを選んでもらったらよいと思うのですが、
その条件であれを選ばれるお客様がどれだけおられるのか、疑問を感じます。

 あれをお客さんに勧める店の人とか、
見本も見せないであの加工をする店の人の考えというものが私には分かりません。

ただし、強度マイナスレンズの裏ではなく、
一時期はやったファセット加工のように表を斜めにカットするのなら、
やや斜め方向から見たときのウズは目立ちにくくなるので、それなりの効能はあると思います。

 それはともあれ、Mさんからのメールには、Mさんの喜びがありありと出ていました。
 原さんの見事なゴールシュートでした! (^_^)



(参考)

岡本
なお、斜めカットとはどういうものかと言いますと、

http://yaplog.jp/masatya/archive/265

をご覧くださると、写真が載っています。

レンズを真上や真横からこういうふうに見れば、たしかに薄く見えるのですが、
装用者を普通に他人が見る、正面や正面やや斜めの方向から見ますと、
レンズの端に近いところが全反射して鏡の輪ができているように見えます。
それを見た人は、「普通じゃないメガネだ」と感じますね。

ウスカル眼鏡、販売記
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