パッドの片寄せという技術


パッドの片寄せ

ウスカル枠は
玉型の横幅が36〜46mm程度で、
その中でも特に強度の近視のレンズを入れる場合には、
42mm以下にしないとレンズの厚みがいまひとつという状態になります。

仮に、
40mmの玉型で
24mmの鼻幅のフレームがあるとしますと、
その場合のフレームPD
(左右の玉型の中央の間隔)
は64mmとなります。

その場合、
その枠に適合する装用者のPD(瞳孔間距離)
は60〜64ですが、
特に、−10Dを超えるような強度の場合には、
極力玉型の中央の近くに瞳孔位置が来るのがよいので、
その場合のこの枠に関する装用者の適合PDを、
62〜64とします。

それで、
もし、PDが63で、
右眼のPDが32.5、左眼のPDが30.5とい人に、
普通にこの40□24のウスカル枠を掛けてもらうと、
どうなるかと言いますと、
下図1のようになり、
これでは外見上もおかしいし、
本人のフレーム視野も左右で食い違いが生じて具合が悪いわけです。

このフレーム視野の左右不揃いは、
玉型が54とか58とか、大きい場合には気になりませんし、
外見上もわかりにくいのですが、
玉型サイズが小さいほど、問題になるわけです。

そこで、こういう不揃いがある場合には、
左右の鼻当てパッドの位置を左右非対称に調整することにより、
図2のように左右対称に瞳孔位置が来るようにします。
(図1と図2では、パッドの設定位置が違うことに注目してください)

この調整作業を、
私たちは「パッドの片寄せ」と呼んでいまして、
玉型サイズが小さめのウスカルメガネを販売する店においては、
不可欠の技術だと言えます。





図 1



図2

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