パソコンの画面が眩しいと
アイトピア 岡本隆博
36歳の男性です。
HPを見てパソコンの画面を見ていると眩しさを感じ、
眼の疲れも感じるということで来店されました。
眩しさの方は、パソコンの画面にかぶせるフィルターで
かなりましになったけれど、疲れはやはり残る
ということです。
前眼鏡
R=S−2.50
L=S−2.75 ……(1)
今回完全矯正値(両眼開放屈折検査)
RV=(1.2×S−3.00 C−0.25 Ax145)
LV=(1.2×S−3.25 C−0.25 Ax35)
R 0.75△B.D. ……(2)
上斜位
(左右の視線が潜在的に上下方向にずれている)
については、
近視の度数がさほど強度ではないし、不同視でもないので、
光学的な上斜位の介入はないでしょうから、
言わば、これは正味の上斜位です。
それで、この上斜位矯正をしたときとしないときを比べてもらうと、
した方が見えやすい、ハッキリ見える、との反応です。
それで、
上斜位矯正のまま、パソコン画面の距離で近見RGを見せますと、
(2)の度数から左右ともに1.00Dの雲霧でR=Gとなり、
「この度なら楽で見やすい」とおっしゃいます。
ためしに上下プリズムを抜きますと
「像がぼやける。感じが悪い」とのことです。
そして、
前眼鏡(1)でパソコン画面の距離を見てもらうと、
「だめ。眩しい感じ」とおっしゃいます。
それで、下記の度数で、パソコン専用として、処方調製しました。
R=S−2.00 C−0.25 Ax145 R 0.75△B.D.
L=S−2.25 C−0.25 Ax35 ……(3)
5mでBV=(0.9)
上斜位もあることだし、遠常用も作った方が良いのですが
「とりあえず、このパソコン用で日常生活もできるかどうかやってみますか」
ということになりました。
お渡しのときに、パソコンの画面の距離でものを見てもらいますと、
「ずいぶん見やすい、ハッキリ気持ちよく見えます」とおっしゃり、
5mでの視力を見てみると1.0まで出ました。
それでこのメガネをかけたまま店を出ていかれました。