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ウスカル会のウスカルメガネとはなにか




はじめに
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1.なぜウスカル枠が強度近視によいのか?


 レンズが薄くてウズが少ないメガネを掛けたい。
そして、もちろん、軽いメガネを掛けたい。
 これは強度近視のかたに共通する思いです。

 メガネ店での強度近視のかたへの対応……
たいていそれはどこでも同じで、
「屈折率の高いレンズがいいですよ」、
 そして、
「小さめの枠に入れれば薄く軽くなります」
と言うわけです。
 それはそれで間違いではないのですが、
実はそれだけでは不充分なのです。

 その条件さえ満たせばよいのなら、
子供用枠が、レンズを薄く軽くするための
一番良い枠だということになります。
 しかし、子供用枠ではダメなのです。 
それはなぜでしょうか?


それは、枠の前部分(フロント)の中央部にある、
「レンズとレンズの間の間隔」(鼻幅と言います)が、
強度近視のレンズを入れるには狭すぎるからなのです。

成人の一般的なPD(瞳孔間距離)は62〜68mm程度ですが、
子供用枠のフレームPDは56〜60くらいなので、
子供用枠を大人が掛けると、フレーム視野が鼻側に無駄に広くなる反面、
側方視の時に必要な耳側のフレーム視野が狭すぎてだめなのです。

 そして、腕の長さやフロントの全横長などのサイズが短すぎて、
子供用のメガネ枠は、やはり大人には向かないわけです。
例を挙げて説明してみます。




 (1)子供用

 42□15 (玉型横幅42ミリ・鼻幅15ミリ)




 (2)大人用で、やや小さめのもの

 52□16 (玉型横幅52ミリ・鼻幅16ミリ)
 チタン製






 (3)大人用で、強度近視に適したもの
 42□25  (玉型横幅42ミリ・鼻幅25ミリ)
 チタン製




 まず(1)は子供用のメガネなのですが、
ひとまず左の(2)と(3)を比べてみましょう。
このどちらの枠にも、

右には−6D、
左には−4D
(屈折率1.50で球面設計)


のプラスチックレンズを
PD(瞳孔距離)各32mmで入れてみます。

 そして、すぐ下の表をご参考にしつつ、
続きをお読みください。

レンズのコバ(縁)厚 レンズの重さ 枠の重さ 総重量
右鼻側 右耳側 左鼻側 左耳側 合計
(2) 5.3mm 6.2mm 4.5mm 4.8mm 7.9g 6.7g 14.6g 13.4g 28.0g
(3) 3.8mm 4.3mm 3.3mm 3.6mm 3.3g 2.7g 6.0g 7.7g 13.7g
(3)/(2) 71.7% 69.4% 73.3% 75.0% 41.8% 40.3% 41.1% 57.5% 48.9%


(2)









(3)








 この写真と上の表の数値を見ると、
ウスカル枠を用いると、同じレンズでも、
いかに薄くて軽いメガネができるかということが、
よくおわかりいただけると思います。

 (2)の左右のレンズ(玉型リム)の中央点の間隔
(これをフレームPDと言います)は68mmで、
(*片方では34mm)

 (3)のそれは67mm(*片方では33.5mm)です。
 ということは、どちらの場合でも、
装用者の瞳孔中心は、
玉型の水平方向における中央から
わずかに鼻側に寄ったところにくるわけです。

 ですから外見的な、
リム(わく)の中でのレンズの、
「眼の中心位置の自然さ」
ほとんど同じバランスとなります。

 ただ、それは同じなのですが、
2つの点で違いが出てきます。

 まず、レンズの厚みが違います。
左の写真を見れば、
(3)にレンズを入れたら、
レンズが薄くなって非常にウズの目立たない、
さわやかな外見のメガネ
になることがよくわかります。

 そして、レンズ面積も(3)の方がずっと狭いので、
レンズが予想以上に軽くなります。

 ここに試したのはプラスチックレンズですが、
この大きさだと、
「重いからイヤ」ということで敬遠される
ガラスレンズを使っても、
重さはほとんど気になりません。

 −10D前後の
強度近視のガラスレンズを入れても、
重さは枠も入れて20g前後ですむものです。




また、(1)の子供用のメガネフレームに入れた場合には、
レンズの厚さはけっこう薄くなるのですが、
瞳孔中心(レンズの光学中心)の位置が、
玉型の中央よりも3.5mmも耳側にはずれてしまい、外見的にもおかしいですし、
装用者のフレーム視野においても、
鼻側に無駄に広くて耳側に狭すぎるという不自然な視野となりますので、
やはり普通の顔の大きさや普通のPDを持った大人が掛けるには、
やはり子供用フレームは適しません。



結論

玉型サイズが44mm以下の枠で、
(特に強度の場合は、40mm以下の枠で)
子供用ではない枠で、
装用者のPD(瞳孔距離)に適合した枠、
そういう枠にレンズを入れると
レンズが薄くなり、軽くなる。


そして、VD(眼とレンズの間隔)を
やや短かめにフィッティングすれば、
外見的な目の大きさの縮小も、ややましになり、
レンズ部分における顔の輪郭線の入り込みも減ります。

(これについて詳しくは 目の大きさと顔の輪郭線のこと をご覧下さい)


2.ウスカル枠はどこのメガネ店にあるのか。

 では、ウスカル枠はどこのメガネ店にいけば入手できるのでしょうか。

 答を言いますと、
ほとんどのメガネ店には、ウスカル枠はありません。
特に強度の近視に向く
「玉型サイズが40mm以下のウスカル枠」
を持っている店はほとんどないのが現状です。

 しかし、そういう実情は、強度近視のかたには
喜ばしいことではありません。

 そこで私たちは、平成17年の夏に、
全国のメガネ店の中から有志を募って、

ウスカル枠を多数在庫して、
強度近視のかたに薄くて軽いメガネを、
多数の枠の中から選んでお作りさせていただけるような店の組織、
「ウスカル会」
を結成しました。

 現在、ウスカル会員の店は全国にあります。
まだまだ少ないのですが、
次に示すウスカル会員店案内の中で、
あなたのご自宅や勤務先に近いところに、
ウスカル会員店が見つかることを期待しています。

 なお、ウスカル会の会員店では、
単にウスカル枠を多数在庫しているというだけではなく、
強度近視の眼に適するメガネの
測定法や調整方法などの勉強

も常に怠らずに続けています。

 そして、レンズの種類を選んでいただく際には、
候補レンズをその枠に入れた場合の厚みについて、
事前に予測して申しあげることを励行しています。






これらのページも、
ご参考にどうぞ
ウスカルフレームの見えかたは? ウスカルメガネの見えかたは?
ウスカルメガネをかけたら、
どう見えるか?
について、まとめてあります。
ウスカルメガネ販売記 ウスカルメガネ販売記
ウスカルメガネを実際に、
会員店が店頭で販売した
販売記をまとめています。
ウスカルメガネの比較写真 ウスカルメガネの比較写真の部屋
ウスカルメガネフレームで、
強度近視のメガネを作ると、
どのくらい外見が変わるかはこちら。

ウスカル会公式サイトのトップページ、
強度近視メガネフレームの販売店はここ!
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