左右に別種のレンズで厚みを揃えた
岡本隆博
33歳の男性のお客様です。
丸メガネで大きいのはありますか、ということで来店されました。
いろいろお見せした中で、44□24 W(サンプラチナ)を気に入っていただき、
(もちろん、これはウスカル枠です)それで新たにメガネを作ることになりました。
このかたは、普段はソフトCLを使用で、CLを使わないときのメガネをほしいとのことです。
前に使っていたメガネはだいぶ以前に作ったものだが壊してしまったとのことで、
参考にするメガネはありません。
それから検査に入りました。
完全矯正値(両眼開放屈折検査)
RV=(1.2×S−3.00 C−1.25 Ax165)
LV=(1.0×S−5.00 C−0.75 Ax10) BV=(1.5)
処方度数
R=S−2.25 C−1.00 Ax165
L=S−4.25 C−0.50 Ax10 BV=(1.0)
パソコン作業の距離での近見での適性度数の検査結果も考慮に入れて、この度数にしました。
それから、レンズをどうするかということですが、
なるべくウズを目立たせたくないとのことで、ガラスにしました。
レンズの厚みを試算してみると、
ガラスで右を屈折率1.6、左を屈折率1.8(どちらも球面設計)とすると、
厚みが左右でほぼ同じで、どちらのレンズの周囲も2mm強ですむことがわかりまして、
その組み合わせをお勧めしたところ、「それでお願いします」とのことで、そう決まりました。
重さに関しては、枠がチタンではなくサンプラチナだったので、枠だけで12gありましたが、
「玉型が丸型なので、サイズは44mmですが楕円形のものよりもやや面積があります。
それでも、この大きさならたいしたことはありませんから、ご心配はいりません。
30g以下ですみますので」と申し上げて、それで了承していただきました。
出来上がりは、レンズの厚みは試算の通りで、
リムからのはみ出しがほとんどないと言ってもよいほどに薄いレンズのメガネとなりました。
重さは、枠とレンズとの合計で23gですみました。
ウスカル眼鏡、販売記
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