これまでの解決方法

岡本隆博     


 一式3000円とか5000円とかいうような安いメガネならともかくとして、
数万円以上もするようなメガネで納得のいかないメガネユーザーのかたなら、
ウン千円でセカンドオピニオンが得られるのなら、
ぜひ調べてほしいと思うかたも多いと思います。

 納得のいかないメガネに対しては、
これまでは、消費者センターへ問い合わせて、
同センターが日本眼鏡技術者協会へ問い合わせて協会が回答をしたり、
場合によってはユーザーの地元の小売組合の店にそのユーザーを紹介して……
という取り組みはありました。

 しかし、納得のいかないメガネを、
その道のプロが常駐している公正な機関に直接に相談できるという制度は、
これまでになかったのです。

 我々の「メガネ・セカンドオピニオン」は
そういう制度の穴に対する充填剤として
少しでも機能できればいいな、と私は考えています。

 ですので、基本は「当店で別のメガネをどうぞ買ってください」ではなく、
あくまでも「調べた結果を申し上げます」なのです。

 ただし、「あの店にまた行っても解決しそうにない」ということで、
我々の店でのフィッティングやレンズを入れ替えを望まれることがあれば、
原則としてはそれには応じます。

 ただし、次のような場合には、その要望には応じられません。


 1)枠の素材や構造などが悪くてフィッティングをしても掛け心地などが良くならないと推定される場合。

 2)枠の設計が悪かったりして、レンズを入れ替えても問題が解決しそうにないとき。

 3)お客様の眼の状態や顔部形状からして、新たにメガネを作ってもご満足がいく可能性が低いと思われるとき。











 たとえば、
メガネセカンドオピニオンの調査室を
税金を使った公的機関がやったとしましょう。

 各都道府県にひとつ、
県庁の中かどこかにその調査室があって、
そこに、しかるべき経験や知識、技術を持った人がいるとします。

 そこでは「金儲け」的なことはできませんから、
メガネや眼を調べて検査結果を書面にして渡すだけで、
たとえユーザーが
「ここで貴方の良いと思う度数でレンズを入れ替えてくれませんか」
と言っても、それは受けないでしょう。

 そうするとそのユーザーは、その書面をもって元の店か別の店へいくしかないわけです。
その結果がどうなるかはわかりません。

その書面には、決定的なこと、
たとえば、処方度数などは書かないでしょうし、
仮に書いたとしても、それでうまくいくかどうかはわかりません。



 しかし、我々のセカンドオピニオン店の場合は、
ユーザーから望まれた場合には、
そして、技術者がこうすればおそらく良いメガネになると思う度数(装用テストもふまえて)があるのなら、
そのメガネをその優秀な技術者が作り直すのですから、
ユーザーが満足に至る可能性はかなり高いわけです。

 そこにもひとつ、この
「我々が運営する、メガネ・セカンドオピニオン」
の長所があるのだと私は考えています。

 税金のムダ使いをせずに、
民間でできることは民間ですればいいわけですし、
この場合なら、税金を使うよりもよりよい結果を見られることになるのではないでしょうか。



 実際、あるメガネ店で作ってもらったメガネの見え具合について、
そのメガネ店で再検査とかレンズ入れ替えとかしてもらったけれど、
それでもまだ解決しないという人は、決して少なくないと思うのです。

 その場合、たいていはあきらめて、
二度とその店へは行かない、ということで終わらせてしまうのでしょう。

 他店へ行って調べてくれと言っても
自分の店で売ったものでなければ真剣に相談には乗ってもらえないだろう、
という思いもあるかも知れませんね。

 へたにそういう相談に行くと、
またレンズを買わされるはめになるかもしれない、
という警戒心もあるかもしれません。



 ところが、このセカンドオピニオン店は、
基本は我々でメガネを売るのではない、ということですから、
もし仮に我々に相談に来られる方が少ないとしても、
ネットにそういうサイトがあって、そういう相談に応じる態勢を取っている店が全国に配備されている、
ということを、一般の人たちや、業界の人たちに、
知ってもらうだけでも私は十分に価値があると思うのです。



 たとえば、あるお客さんが10万円近いメガネを買って
掛け心地にも見え方にも不満があり、
その店へ相談に行ったが、慣れてください、の対応で終わってしまったとして、
その人が「メガネ・セカンドオピニオン」の存在を知っていれば、

その人がその店に
「おたくでもっと真剣に対応してくれないのだったら、
私は、メガネ・セカンドオピニオンの店へこのメガネを調べてもらいに行くからね」
という牽制球を投げることができるわけです。

 その牽制球のネタとして活かされただけでも、
このセカンドオピニオン店というものは、
十分な値打ちがあると言えるのではないでしょうか。



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