当店でもっとも小さいウスカル枠に


岡本隆博
当店では、
店頭にウスカル枠の効用を説明した
イラスト入りのパネルを掲げています。

昨日来られた若い男性のお客さんは、それを見て店に入ってこられました。

現在眼鏡 
R=S−5.50 C−0.50 Ax179
L=S−6.25 C−0.50 Ax2 OCD=62

48□18(天地は28mmくらい)の
楕円形のチタンフレームに入っており、重さも軽いです。(重さの測定は省略)

レンズの薄さからして、厚みを測って調べてみると、
1.74のプラスチック非球面レンズが入っているようです。
(左の耳側で3.5mmありましたので、厚み一覧表で見て、これは1.74だと判断しました)

1年ほど前に(他店で)作ったとおっしゃいますが、
実際にはもう少し経過しているかもしれません。

まず、枠選びからです。
お客さんのご希望としては、とにかく薄く軽くしたいとのことで、
ウスカル枠をいろいろ見てもらった結果、
当店でもっともレンズ面積の小さいものを選ばれました。
(顔幅の狭いかただったので、好都合でした)

  プロデザインP−628(デンマーク・デザイン 日本製) 40□25(天地26)

この枠の玉型は楕円形なのですが、菱形っぽい楕円なので、
普通の楕円よりも面積は小さめです。

そして、チタンではないですが、
かなり細い金属製のナイロールで、
あとでダミーレンズを除いて重さを測ったら、7gでした。

それで、当店でも視力測定をしてみることになり、
結果としては、次のような処方度数になりました。
(左右バランスがかなり変わりました)

R=S−5.75 C−0.75 Ax175 R 0.75△B.D.
L=S−6.00 C−0.75 Ax180   OCD:R=31.5 L=29.5 BV=(1.2)

それで、レンズは、
やはり今回も屈折率が1.74のプラスチック非球面を使うことになりました。
その理由としては、

(1)
ガラスを使えばもっと薄くできるが、ナイロールフレームなので、ガラスではむずかしい。

(2)
軽さにもたいへんこだわっておられたということ。

(3)
この大きさでこの度数なら、
プラスチックの1.74で、最大コバ厚が、
私の試算では3.0mm程度になりそうだということで、
3.5mmと3.0mmの厚み見本を見せたら
「0.5mmの違いで、ずいぶん違うね」とおっしゃり、
右はさらに薄くできるということで、
この厚みでよいと了承していただいたということ。


が挙げられます。
実際に作ってみると、
Lの耳側コバ厚が2.9mmとなり、
ウズの目立ち加減もかなり少なく、
正面から見たらレンズの厚みはまったくわからないと言ってよいほどで、
これで6Dもあるとは到底感じられない、
スッキリ感のある印象の良いものとなりました。
また、重さは、レンズも含めてジャスト10gでした!

ウスカル眼鏡、販売記
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