比較写真・3
高屈折率のガラスレンズでの実際的な比較
写真撮影:岡本隆博
右レンズ | S−8.25 | C−0.75 | Ax15 | 屈折率1.8 | 球面設計 | PD:32mm | ||||
左レンズ | S−12.00 | C−0.50 | Ax160 | 屈折率1.9 | 非球面設計 | PD:31mm |
枠は……
(1) チタン製 玉型サイズ49mm 鼻幅19mm 天地31mm 重量 5.8g
(2) サンプラチナ製 玉型サイズ40mm 鼻幅24mm 天地27mm 重量 8.6g
こういう強い度数のレンズでも、ウスカル枠を用意していない店なら、
この(1)程度の大きさの枠でも「小さめで軽いです」ということでお勧めし、
このレンズを入れる枠としてお客さまもお選びになることもありそうです。
(1)の枠にこのレンズを入れると、
右レンズ 鼻側コバ厚 3.2mm 耳側コバ厚 4.5mm 重量8.8g 左レンズ 鼻側コバ厚 3.8mm 耳側コバ厚 5.5mm 重量10.9g 計 19.7g
一方、
ウスカル枠の中でも特に小さく、PDの狭い人に好適な、
フレームPDが短いサイズの(2)の枠に、
このレンズを入れたら、どうなったかといいますと、
右レンズ 鼻側コバ厚 2.7mm 耳側コバ厚 2.8mm 重量5.2g 左レンズ 鼻側コバ厚 3.1mm 耳側コバ厚 3.5mm 重量6.3g 計 11.5g
玉型サイズでは
49mmから40mmへの縮小なのですが、
なんと、レンズ重量は
(1)の枠に入れた場合の約58%に減っています。
厚みについても、
最も厚い左レンズの耳側において、(1)のときの約64%に減りました。
この例を見れば、
強度近視のメガネを調製する場合に、
普通サイズの枠で作った場合との比較は言うに及ばず、
「やや小さめ」の枠にレンズを入れた場合と比べても、
究極のウスカルを使うと、
いかに劇的に厚みや軽さや減らすことができるかというのが、
よくおわかりいただけるでしょう。
* メガネを正面やや上から見た写真や、
斜め方向から見た写真を見比べますと、
レンズの厚みの違いのよるウズの出方の違いがよくおわかりいただけると思います。
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